タンクレストイレのデメリット
毎日利用するトイレを快適な空間にするために、前回はタンクレストイレのメリットについてお話させていただきました。シンプルでおしゃれな形状や掃除のしやすさ、そして狭くなりがちなトイレ空間を広く見せてくれる効果があるなど、とても魅力的です。
そんなタンクレストイレの「デメリットって何だろう?」の疑問に今回はお応えします!
価格が高い
タンクレストイレは、タンク式のトイレに比べて割高になります。温水洗浄便座や清潔機能、節水機能など様々な機能がついているため、タンクありトイレより10万以上違ってくることも。ただ、最近は各メーカーとも機能を絞って買い求めやすい価格のものも販売していますので、他の機種やメーカーと比較しながら検討するといいでしょう。
手洗い器が別に必要
タンクがないため、手洗い場をトイレに設置したい場合は自前で設置しなければならず、その手洗い場にコストがかかることもあります。これをデメリットと考えるか、逆にトイレの雰囲気がよくなるため気にならないと考えるかは人それぞれですね。
最新のウォシュレットに交換できない
タンクレストイレのウォシュレットは便器と一体型なので、便座に設置されている従来のウォシュレットに交換することができません。便座が壊れてウォシュレットを交換という形では修理できないのが難点です。
温水洗浄便座が壊れてしまった場合は、メーカーに修理を依頼するしか方法がありません。
水圧の問題
タンクレストイレはその名の通り、タンクが設置されていないために水道直結で水が流れる仕組みとなっています。タンクに貯めずに直接水を流すので、水圧が低いと使えないことがあります。そのため事前に水圧の調査は受けた方が良いでしょう。ただし、最近では、水圧の弱さを補うブースターや、一時的な小さなタンクを内蔵しているものなど、水圧対策が進んでいるので、水圧の弱さで設置できないということは減ってきているようです。
タンクレストイレにもメリットデメリットがあるので、結局はお好みでという感じですが、タンクレストイレはやはり見た目すっきりで美しいです!
見た目が好きってとても大事なことだと思います。
毎日使う場所なので、お気に入りのデザインのトイレで快適に過ごしてみませんか。
2019年09月05日 11:08