注文住宅のお金の話 諸費用編
前回、前々回は注文住宅に係るかかるお金の話として、本体工事費と付帯工事について紹介させていただきました。家づくりをするうえでの総費用は本体工事費・附帯工事費・諸費用・土地代・入居後の維持費の5つ分けられましたね。
今回は諸費用についてお話ししたいと思います。
諸費用には何が含まれているのでしょうか。
まずは住宅ローン借り入れ費用です。住宅ローンは借りるだけでも手数料が掛かります。金額は借入先の金融機関や住宅ローンのタイプ、借入額によって変わってきます。ローン借入時にかかる費用の例としては融資手数料(定額タイプは数万円、定率型は借入額の1~2%程度)、ローン保証料(一部の銀行では不要ですが、必要な場合は1000万円あたり20万円強が一般的)や火災保険や地震保険など。
また、法定関連費用と呼ばれるものとしては、税金関係が発生します。
土地の売買や建物の契約書に印紙を貼ることで納める「印紙税」、不動産を取得した際に一度だけ納める「不動産取得税」、土地や建物の登記などにかかる「登録免許税」が発生します。
最後に式典や近隣あいさつで掛かる費用です。
地鎮祭では関羽神主への謝礼やお供え物など、上棟式では建築関係者へのご祝儀や料理、お供え物代などが掛かります。式典は必ず行う必要はありませんが、一度建築会社へ相談してみましょう。家の完成後は近隣への引っ越しあいさつの手土産代も必要です。家を建てる時には土地と建物の金額だけに目が行きがちですが、諸費用等もちりも積もれば大きな金額となります。この他にも引っ越し費用や家具家電代などがかかってきますので一度リストを作成し、書き出してみると漏れがなく安心ですね。
マイホームのお金に関して、USホームではいつでもご相談を承っております。
キッズスペースも完備していますので、お子様連れの方もお気軽にお越しください。
2021年06月18日 10:48