家づくりのダンドリ その4
これまで家づくりのダンドリに関して3回に渡ってお話させて頂きました。その1の情報収集から始まり土地探し、建築会社の選定、間取りの打ち合わせ…
沢山の工程を経ていよいよ最終段階です。
今回は工事着工から完成引き渡しまでの流れを紹介したいと思います。
工事着工
まず工事が始まる前に近隣住民の方に挨拶へ伺います。工事の騒音などの苦情トラブルを未然に防ぐために済ませておく必要がありますが、建築会社が代行していく場合もあるので確認しておきましょう。
地鎮祭・上棟式
土地を守る神様に工事の安全を祈願する行事です。最近は簡略化されることもありますが、実施する場合には神主への謝礼、お供え物などの費用で5~10万円程度掛かります。
上棟式は工事が棚上げまで終了したところで執り行う行事。
元々は骨組みが完成した区切りの時期にここまで無事に工事が進んだことへの感謝と、完成を祈願する儀式です。
職人への感謝の意を伝える場でもあり、昼食をふるまったり施主が挨拶を行いますが、最近は簡略化されていたり式自体を執り行わない人も増えているようです。
施主ごとに予算の都合もあるかと思いますので、無理のない範囲で上棟式を検討してみましょう。
引っ越し準備
引っ越しに備えてカーテンの採寸や大型家具、家電の搬入経路を確認しましょう。廊下が狭かったり、大型家具の搬入が難しそうな場合は建具や手すりをつける前に搬入するよう前もって計画をしておきましょう。
竣工検査・各種登記の手続き
床・壁などの仕上げ、設備や電気配線の動作確認で施工の不具合などないか見る。補修箇所や補修方法と期限を施主と建築会社で確認しておく。
各種登記手続きに関しては、金融機関が指定した司法書士が登記手続きを代行するのが一般的です。
登録免許税や司法書士報酬のほか、ローンの融資手数料や火災保険料などが掛かります。
その後引っ越し準備を行いながら不動産取得税の軽減やすまい給付金の申請、住宅ローン控除を受けるための確定申告、住宅取得資金等贈与の非課税特例の申告など、入居後に自分で行う手続きを忘れずに行うようにしましょう。
いかがでしたか?
4回に渡って家づくりのダンドリをご紹介させていただきました。
始まってみないと分からないことが、まだまだ沢山あると思います。
少しでも疑問に思ったこと、分からないことはどんな些細なことも構いません。
一度USホームにご相談ください。
皆さまのご来店、スタッフ一同お待ちしております。
2020年11月26日 14:05