家づくりのダンドリ その1
いつどうやって始めていいのか分からない家づくり。場所はここで購入したいな、間取りはこんな風にしようと漠然と考えているだけでは家づくりは何も始まりません。
細かい項目は実際に動き出してからでも大丈夫。
ここでは大まかな流れを確認しましょう。
情報収集
まずは、自分がどのような家にしたいのか、好みの家のテイストやインテリアの写真など雑誌やWEBで探したら切り抜いてスクラップブックを作っておくと良いでしょう。面倒なら付箋を貼っておくだけでも構いません。
言葉で説明するだけよりも写真で確認した方が建築会社の担当者にも伝わりやすいです。
同じテイストでもこういう雰囲気は好きじゃない、などより細かく伝えることで、家の出来上がりがイメージと違ったというトラブルを避けることができます。
また、自分好みの家を建築している会社を探しておくことも大切。
直接話を聞きに行き、信頼のできる会社かどうかも見極めておきましょう。
要望整理
どのような間取りにしたいのか、どんな雰囲気の家にしたいのか家族の要望はそれぞれ。「子ども達の様子を見ながら家事のできる間取りにしたい」「人が集まる家にしたい」など具体的な希望や理想を家族で話し合いましょう。
大まかな家のテーマを話し合って決めておき、リビングなどの共同で使うスペースのテイストは統一しておき、個室では各々が好きなインテリアにすることで個性を発揮するのも良いでしょう。
モデルルームなどもこの時期に回っておくこともおススメ。
実際に見てみることで、漠然としか分からなかった自分たちの好みが明確になります。
その時にモデルハウスの良かった点、悪かった点を整理して家族で共有しておくと、今後自分たちがこだわりたいポイントが見えてきます。
予算計画
理想の家を完成させるには、資金が必要です。今現在家にお金がどのくらいあるのか確認しておきましょう。
また、お子さんの人数や年齢によって今後必要となる教育資金やライフイベントでかかる費用が変わってきます。素人ではなかなか難しいので、ファイナンシャルプランナーに相談してみましょう。
無料で診断してくれるところも沢山ありますので、今後いつ、どのようなお金が必要になってくるのか確認しておくことで無理のない返済計画を立てることができます。
また、ご両親から贈与を見込める場合には相談してみるのもありですね。
今回の家づくりのダンドリはここまで。
次回は土地探しと建築会社選定についてお話します。
2020年11月12日 14:52