無垢フローリングも仕上げで変わります
こんにちは。USホーム株式会社です。
先日はフローリングの樹種についてお話の流れから、今回は無垢フローリングの仕上げ方法からメンテナンス方法についてご紹介させていただきます。
無垢フローリングの仕上げについて
●無塗装
●ウレタン塗装
●オイル塗装仕上げの三つがあります。
無塗装
無塗装仕上げとは読んで字のごとく何も塗装を塗っていない状態のことを言います。通常の工程では木材の状態から無垢フローリングを製作したあとにUVウレタン塗装やオイル塗装など、なにかしらの塗装を施していますが無塗装はあえて全く塗装を行いません。つまり木材を無垢フローリングに加工した状態。さらりとした肌触りやほんのり感じるあたたかみといった無垢材本来の質感を楽しむことができます。また、自分で好きな塗料を塗りたい人にとってはアレンジして楽しむこともできます。
ウレタン塗装
木材の表面に薄い膜を張るような塗装です。表面にツヤが出るので高級感を演出できる他、水にも強い点がメリット。汚れにくく、特別なメンテナンスも必要ありません。ただし、表面を薄い膜で覆ってしまうため、木の肌触りは感じられなくなってしまいます。お手入れが楽だという長所があり、ツルっとした木の質感を求めている人には最適な塗装といえるでしょう。
オイル塗装
「オイル塗装」とは、植物性のオイルを無垢材の繊維に染み込ませる塗装方法です。オイル塗装の家具は、塗膜でコーティングをしないため、天然木の質感やそのままの美しさを直接楽しむことができます。表面を膜で覆っていないため、表面がさらさらとなり、
天然木ならではの、自然のままの質感を味わうことが出来ます。
ウレタン塗装の家具に比べ、塗膜がなく木の調湿機能が発揮できるため、
使い込む程に色艶が増しやすく、味わい深くなっていきます。
家族とともに時間を過ごし、思い出が染み込まれていく様子を楽しむことが出来ます。
いかがでしたでしょうか。
それぞれの特性を比べて、ご自分に合った塗装をお選びください。
2021年09月24日 15:16