トイレの壁紙 その種類と特徴をご紹介します!
トイレは毎日使う場所ですので、匂いや汚れで他の場所よりも壁紙が早く劣化していきます。今回はそんなトイレの壁紙の種類や特徴をまとめました。ビニールクロス
クロスの中でも多用されているのがビニールクロスです。多く使われ大量生産されていることから、品質も安定していて種類も多く、コストパフォーマンスにも優れています。水汚れや油汚れにも強く拭き掃除もできるので、トイレ等の水廻り用のクロスとして最適です。デメリットは、ホルムアルデヒドを微量放出してしまうため、過敏症の方等は他の素材を選ばれることをおすすめします。
織物クロス
壁紙で一番高級感を演出できるのが、織物素材でできた織物クロスです。織物クロスは、布に壁紙用の紙を裏打ちして壁紙としたもので、織物ならではのテクスチャーで立体感があります。一般的な壁紙は数年で退色して劣化が始まりますが、織物クロスは丈夫で10年以上きれいに使用できます。デメリットは、ビニールクロスと比べて価格が高いことです。
また、水に弱いため水汚れの心配のない上部空間を織物クロス張りとするなどの工夫が必要です。
珪藻土壁紙
吸湿性のある珪藻土を不燃性の紙の上に塗布して壁紙としたもので、耐火性があり塗り壁のような高級感があります。触り心地も柔らかく、光の反射も少なく目に優しい、心安らぐ風合のクロス材です。珪藻土壁紙の施工では、塗り壁風の壁を安く作れることもメリットです。デメリットは織物クロス同様水に弱いことです。
タイル
タイルの一番の魅力は豊富なデザインのバリエーションです。レトロな感じや高級感、時にはカジュアルにと数多くのタイルの中から自分のお気に入りを選ぶことができ、センスの良さが光るおしゃれなトイレに変身できます。また、耐水性にも優れており、汚れにも強いのでトイレの壁材としては最適です。デメリットは価格が他のクロス材に比べて割高ですが、長く使えて経年変化も美しく楽しめることを考えると、初期費用をかける価値はあります。
新築・リフォームの際に参考にしてください。
2019年08月06日 11:07