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土間リフォームで知っておくべきメリット、デメリット

　前回は土間をリフォームする際の素材の選び方 ‐ タイル、モルタル、天然石などそれぞれの特徴をご紹介させていただきました。

　では現在、リフォームやリノベーションによって土間を作るメリットとは何なのでしょう。デメリットとあわせて見てみましょう。

土間のメリット
　まず玄関スペースが広くなることで靴の置き場に困らなくなります。靴だけでなく、自転車やベビーカー、スポーツ用品、観葉植物、何か趣味の物を置くこともできます。非常時の防災グッズも玄関に置いておくと、いざという時に持ち出しやすく便利ですね。雨天には子どもを遊ばせる場所として使えるほか、ペットがくつろぐスペース、急に雨が降ってきたときには洗濯物を避難させるスペースとしてフレキシブルに使えます。

 土間のデメリット

　土間は多目的スペースにもなりますが、スペースをとった分だけ他の居住空間が狭くなってしまいます。使える土地が限られている場合などは、土間を設けることが難しいことも。また、冷気や湿気が家の中に入りやすくなり、底冷えしてしまいますので、土間と居室の合間に2重ガラスの窓を設置したり、石油ストーブなどを置いて空間を温めてあげると底冷えが予防できるでしょう。

 いずれにしても、多目的に使えるスペースですので、様々な用途で役立ってくれるはずです。