壁面VSウォークイン デメリット編
前回は壁面クローゼットVSウォークインクローゼットのメリットについてお話させていただきました。
今回はそれぞれのデメリットを知り、自分の生活スタイルならどちらが使いやすいのかをよく考え、自分にとって使いやすいクローゼットを作りましょう。
省スペースだけど・・
壁面クローゼットは床面積が少ないため、スーツケースなどの大きな物は収納しにくいという欠点があります。奥行以上の物は収納できなくなり、使い方によっては衣替えの必要があり手間が掛かります。また、クローゼットの扉を閉めっぱなしにしていると湿気がこもりカビが繁殖しやすくなります。
収納力は劣る?!
ウォークインクローゼットは人が歩くためのスペースが必要になる分、収納部分として使えないデッドスペースが生まれることになり、仮に同じ面積のクローゼットをつくった場合、壁面クローゼットよりも収納量が少なくなります。また、内部に灯りが必要なので建築コストも掛かります。収納内の灯りは、直下に燃焼しやすいものを置くと火災のリスクもあるので注意しましょう。
どちらがより便利で使いやすいかと言えば、結論は難しく、一概に言い切ることはできません。収納の便利さや使いやすさを高めるには、暮らし方や住まい全体の間取りに合わせて計画することが大切です。
2019年07月25日 11:13